2014年

10月

04日

ツイッターから出張企画 ”勝手にゲームミュージック紹介”    最終回!!(ツイッターから数えて第6回)

今日は僕が昔はまったゲームの音楽を紹介したいと思います。

題名にもあるとおり、ツイッターで5回にわたってYouTube動画をお借りして

ゲーム音楽を紹介していたのですが、前回書いたとおり、今回でこの企画は最終回です。僕の手持ちのCDの紹介などは今後も行うつもりです。

 

それでは今回紹介いたしますのはこちら、

「Brandish2 THE PLANET BUSTER」(ブランディッシュ2)

Copyright© Nihon Falcom Corporation

PC-98というNECのパソコン用のゲームで1993年発売です。

 

主人公後方上空視点のアクションRPGなのですが、マウスで全ての操作が快適にできたり、様々な仕掛けの凝らされたステージや、シリアスなシナリオ、シリーズ通してのつながりや世界観が、非常に高いレベルで完成された、名作ゲームであります。

 

上にさっそく載せておりますのは”懐かしいPC-98とFM音源とゲーム”さんの編集されたYouTube動画です。

 

再生すると”宿無しジョニー”という軽い感じの曲が流れますが、これはタイトルメニューの曲で、その後オープニングが始まります。


「Brandish2」のパッケージイラストと共にストーリー進行に沿ってBGMが流れるようになっています。

真ん中で目立ってる魔術師の女性は主人公、

、、ではありません。主人公は女性の脇で跪いている顔の影の濃い戦士です。

戦士の名はアレス・トラーノス、凄腕の賞金稼ぎであり、自身も高額の賞金首です。魔法も使え、様々な武器を使いこなします。

 

そして真ん中で目立ってる女性はドーラ・ドロン、一作目から登場し、

主人公アレスをある事情により恨んで執拗につけまわしますが、

どこかドジなところがあり、アレスの目の前で勝手に落とし穴に落ちたりして

「おぼえていなさい、アレスうぅぅー」と叫び声を残してゆく、

息のつまりそうなダンジョンにおいて、和ませてくれるシリーズ123通してのライバル兼ヒロインです。

 

アレスは第一作のラストで大いなる力を秘めた剣”プラネットバスター”を手にしたことにより、2ではそれを巡った非常に深刻な事態に我知らず巻き込まれていくのです。そして彼を追うドーラ・ドロンも・・・。

 

長々ゲーム自体の紹介をしてしまいましたが、この作品ではとにかく主人公のアレスがしょっぱなから、そして話が進むにつれどんどん大変な状況にほおりこまれていきます。そう、その感じ、その感じを、BGMがまた大変うまく表現しているんです!(^^;)


FM音源ボード、というパソコンに装着して音を鳴らすシンセサイザー

「PC9801-86」※の(FM6和音 SSG3和音 リズム音源(+ADPCM))というかなり制限された音数を駆使して作られたBGMは

独特の乾いた音の感覚であり、ゲームの異次元の世界を表現する目的には

近年のクオリティの高い音よりもむしろ合っているのではないかと、

昔聴きまくった僕なんかは思うことがあります。

※1995年のリニューアル版、初期版はさらに少ない音数

 

上記のYouTube動画は1~6までありまして、もしその1で興味を持たれた方はぜひ最後まで聴いてみるのをおすすめします。

だんだんと深刻さを増していく音楽と、動画の右下にあるタイトルからも、

主人公アレスの苦難の旅の様子がなんとなく伝わってくる、かもしれません。

 

ボルテージが最高潮となる最終決戦、そして哀愁漂うエンディングまで。

この記事を読んで聴いてみようという方がいたら、ファンとして僕も嬉しいですね。

このゲームで僕が好きな曲はいっぱいあるのですが、あえて5つに絞るならば・・・オープニングは好きなんだけどそれ以外で・・・

PRISON(最初のステージ、監獄)→動画その2

ISLET(離れ小島の曲)→動画その2

NINJA YASHIKI~死して屍拾う者無し (なぜか和風ステージが)その3

FORTRESS(地下要塞、気味が悪い敵が多い)→動画その4

GADOBADORRER(最終決戦)→動画その5

といったところかなー。あーやっぱり選べない。


ここまで興味を持って読んで頂いた方の中には、もしかしたらゲームそのもの

も気になる方がいるかもしれません。

そんな方はゲームプレイ動画を検索されるか、もしくはこのリンクを

ご紹介します。「アミューズメントセンター」ホームページの中の復刻版ブランディッシュのページです。

http://www.amusement-center.com/project/falcom/special/brandish/

有料ですが、現在のパソコン上で動かすことができるようです。

 

最後に、聴きやすいYouTube動画をアップされた”懐かしいPC-98とFM音源とゲーム”さんと、ゲーム開発元の日本ファルコムさんに、そして長い記事を読んで下さった読者の皆様にお礼申し上げまして、”勝手にゲームミュージック紹介”の締めとさせて頂きたいと思います。

 

ありがとうございました。

今後ともHTML玉置寛明音楽制作所をよろしくお願いします。

 

そうそう、前回までツイッターで僕が何のゲームの曲を紹介したか気になる方は、トップページの僕のツイッターから、僕の保存してる動画を覗いてみて下さい!

 

リンク:日本ファルコム株式会社

http://www.falcom.co.jp/

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2014年

10月

09日

効果音のサンプルをアップしました。

当ホームページ開設後、Mediaタブの中に項目はあるけれども空っぽだった、Sound effect samples (=効果音サンプル)についに中身をアップ致しました。

新しくアップされたこれらは、前に紹介致しました、中島敏晶監督作品「デジタルアニメーション三国志」用に私、玉置寛明が製作した物から抜粋したものとなっております。また試聴用サウンドクラウドだけでなく、使用した効果音データ自体もダウンロードもして頂けるようになっております(MP3形式)。

 

生音を録音し加工したり、シンセサイザーの音を重ねて加工したり、またはその両方の音を重ねてみたり・・・、製作したい音のイメージによって様々な製作方法をとります。

 

上記の「三国志」では全体的にエフェクトが深くかかった、誇張した音作りをしつつも、現実的な生々しさも重視した音作りをしました。

 

 映像作品やゲーム、ボイスドラマなどなど、効果音を必要とされている方、ぜひ当方にまずはご相談下さい。ご要望にぴったり合った音をお届けいたします!

(ご依頼・ご相談はどうぞお気軽に、 Contact より承っております。)

 


 

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2014年

10月

29日

秋のM3に行ってきました(レポート?その1)

先日はじめてM3=音系・メディアミックス同人即売会を見に行ってきました。

前から存在は知っていたのですが、強く興味を持ち出したのはDTMでの作曲に力を入れだしてから。

そして、今回行ってみようと思った直接のきっかけは、このブログでCD「Fragments of The World」の紹介をさせて頂いた、作曲家、齋藤博人さんが出展しておられ、お会いできるかもしれないと考えたことでした。

結果から述べますと、齋藤氏と直接お話をさせて頂くことができ、僕はこれからますます情熱を燃やして制作することを齋藤氏と己に誓ったのですが、それについてはここでは以上に留めておきます。

入口付近の案内板。写真撮影の制限があったため、会場内の写真はありません(制限を守れば可能ではあるのですが、サボってしまいました汗


さて、あらためて今回僕は初(一般)参加となったわけですが、今後自身が出展希望であることも考え、感想などを記しておこうと思います。


場所は東京流通センター(TRC)。東京モノレールでJR浜松町から10分です。前日泊まらせてもらった友人と共に早起きして10時頃の到着目指します。駅に着くと、すぐ目の前が流通センターで、すでに多くの人が開場を待っていました。ヘッドホンをつけてる人がさすがに多い!


開場待ちの間、僕はカタログを取り出し見に行きたいサークルを絞っていました。(ちなみにカタログは入場券を兼ねており、もちろん僕は事前に入手していましたが、どう決めたらよいかが決められず開場直前になってしまい)

ふと思いついて、ツイッターでのフォロー、フォロワーの方がリツイート等で紹介していたサークルを見に行こうと決め、スマホを急遽チェック!

全く適当に見て回るのも良いが、これならば興味あるものに当たりやすいかと思うし、知り合いの知り合いということで、もしかしたら何かつながりが持てるかも、なんて適当に思っていたのです。

この方法は結局良かったこともあり、そうでなかったこともあったのですがそれは後ほど・・・。


そして11時になり、開場。待っていた長蛇の列も案内スタッフの方の元気のいい声に導かれて徐々に入場して行く・・・。

そして僕たちもまずは第二展示場へ!

けっこう広い会場に長机が何列も並べてあり、たくさんのサークルが、各1~3、4名ほどで出展していました。そして盛況のお客さんの中、僕は一番の目的である齊藤氏のサークル"LILT RECORDS"を真っ先に目指したのでした。


見に行ったサークルのことや聴いた音源の感想など、大事なことをまだ何も書いていないが、長くなりそうなので次回へ続きます~

カタログ付属の会場全体図。メモ書き有。第二展示場の縦が100mあるかないかくらいで、広すぎると言うほどではない。しかしそれでもサークルの数はとても一日で見て回れる数ではなかった。

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2014年

10月

30日

秋のM3に行ってきました(レポート?その2)

音系・メディアミックス同人即売会、M3レポートのつづきです。

 

~開場後、僕と友人はまず第一の目的のサークルさん(LILT RECORDSさん)を訪問、持っていなかったCDを購入し、お話もさせてもらえました。

 

それで僕としてはもう大満足だったのですが、そこは気持ちを切り替え、残り時間M3を目一杯見て回るモードに入ります。

まずは入場前にあわててチェックした、ツイッターの知り合いのリツイートから見つけたサークルの内、今いる第二展示場内にあるところから見に行きました。

 

前回、ツイッターの知り合いの方がリツイートしているようなサークルなら、僕の気になるようなものも多いはずだから、そこへ行ってみる。

そしてその方法は良かったこともあり、そうでないこともあった

と書いたのですが、それにつきまして。

 

結果は実際良かったです。運良く素晴らしいと思えるサークルを訪問できましたので。ほんとにたまたまだったと思いますが。


よくなかったことというか、冷静に考えれば適当すぎた、ということですね。

ツイッターで知り合いといったって趣味趣向が合うこともあればそうでないこともあるのに、さらにリツイートともなると、実際問題、そんなに自分の興味有るものとは限らないですよね。

 

時間もなかったので仕方なかったのですが、慌てていたなあとも思います。

 

上記の方法とは別に、よくなかったかなと思ったのは、サークルさんのいるスペースとは別に、全サークルのサンプルCDを集めた試聴コーナーがあったのですが、そこでいろいろ聴く前に、考えなしに直接サークルさんのスペースに行ったことです。


そこで絶対買いたい!とか確かな目的があるのならいいけど、サークルスペースをなんとなく訪問すると、僕の場合以下のような感じに・・・(^^;)


~そんな感じでなんとなくキョロキョロしていると、お兄さんに声をかけられ、「どうぞ、試聴だけでもしていってください^^」

すすめられるがままにヘッドホンを着け・・・サンプルのメドレーが流れる。

おお、よく聴くジャンルというわけではないけど、おしゃれで作りもしっかりした生演奏系のジャズインストや。なかなか良いのでは・・・。

 僕「この曲いいですね。どのアルバムに入ってるんですか?」

とつい聞いてしまう。会話してるうちに、これで買わずに立ち去るのは忍びない気分になってくる。購入!・・・まあ、これはこれでありかな。

 

次は学園アニメチックなジャケットが気になったサークルさんでまた試聴させてもらう。気になったらまずは聴いてみるべきなのさ!!

さっきはポータブルCDでどれを聴いてるのかわかりにくかったけど、今度はipad でこちらが簡単に曲を選べる。これはいいや。

きれいな声の女性Voのハードなロックでかなりカッコいい。気になるミックスとかもちゃんとしてると感じる。お兄さん二人が机越しに立ちつくして、僕はきっちり聴こうと下を向いて立ちつくして聴く。

 「2曲目かっこいいですね。これはアニメもあるんですか」

お兄さん「いえ、こういうアニメの主題歌という設定で~」

つい、聞いてしまう。よくできてるし、買ってもいいかなと思う。購入!


とまあ、行くとこ行くとこ、ついつい買ってしまうのですよね。人とも音楽とも一期一会の出会いということもあるし、実際なかなか良いと思ったわけだし、悪いことはけしてないのですが。

しかし、やっぱり自分の気に入る音楽と純粋に出会いたいなら、試聴コーナーで探した方がいいと思います。そこでこれと思うものがあったら、その上でサークルスペースを訪問する、と。

 

もっと言うなら、やはり気になるジャンルのものくらいは、事前にカタログを見て、ネットで試聴できるものなら試聴するくらいしておかないと、いけないのだろうと感じました。

 

1242ものサークルが参加しているので、一日で全部聴いたり、ちゃんと見て回ったりするのは不可能だと思います。しなくても楽しめるけど、準備をしたらより充実した一日を送れる。そういうことなのですね。

 

だらだら書いてしまってますが、次でまとめたいと思います。

前回からここまでお付合いいただいている方、ありがとうございます。

そしてすみません、もう少しうまく文章がまとめれたらいいのですが。

関係ないですが前にスカイツリーに登ったときの写真。流通センターも見えてるのだろうか?

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