ツイッターから出張企画 ”勝手にゲームミュージック紹介”    最終回!!(ツイッターから数えて第6回)

今日は僕が昔はまったゲームの音楽を紹介したいと思います。

題名にもあるとおり、ツイッターで5回にわたってYouTube動画をお借りして

ゲーム音楽を紹介していたのですが、前回書いたとおり、今回でこの企画は最終回です。僕の手持ちのCDの紹介などは今後も行うつもりです。

 

それでは今回紹介いたしますのはこちら、

「Brandish2 THE PLANET BUSTER」(ブランディッシュ2)

Copyright© Nihon Falcom Corporation

PC-98というNECのパソコン用のゲームで1993年発売です。

 

主人公後方上空視点のアクションRPGなのですが、マウスで全ての操作が快適にできたり、様々な仕掛けの凝らされたステージや、シリアスなシナリオ、シリーズ通してのつながりや世界観が、非常に高いレベルで完成された、名作ゲームであります。

 

上にさっそく載せておりますのは”懐かしいPC-98とFM音源とゲーム”さんの編集されたYouTube動画です。

 

再生すると”宿無しジョニー”という軽い感じの曲が流れますが、これはタイトルメニューの曲で、その後オープニングが始まります。


「Brandish2」のパッケージイラストと共にストーリー進行に沿ってBGMが流れるようになっています。

真ん中で目立ってる魔術師の女性は主人公、

、、ではありません。主人公は女性の脇で跪いている顔の影の濃い戦士です。

戦士の名はアレス・トラーノス、凄腕の賞金稼ぎであり、自身も高額の賞金首です。魔法も使え、様々な武器を使いこなします。

 

そして真ん中で目立ってる女性はドーラ・ドロン、一作目から登場し、

主人公アレスをある事情により恨んで執拗につけまわしますが、

どこかドジなところがあり、アレスの目の前で勝手に落とし穴に落ちたりして

「おぼえていなさい、アレスうぅぅー」と叫び声を残してゆく、

息のつまりそうなダンジョンにおいて、和ませてくれるシリーズ123通してのライバル兼ヒロインです。

 

アレスは第一作のラストで大いなる力を秘めた剣”プラネットバスター”を手にしたことにより、2ではそれを巡った非常に深刻な事態に我知らず巻き込まれていくのです。そして彼を追うドーラ・ドロンも・・・。

 

長々ゲーム自体の紹介をしてしまいましたが、この作品ではとにかく主人公のアレスがしょっぱなから、そして話が進むにつれどんどん大変な状況にほおりこまれていきます。そう、その感じ、その感じを、BGMがまた大変うまく表現しているんです!(^^;)


FM音源ボード、というパソコンに装着して音を鳴らすシンセサイザー

「PC9801-86」※の(FM6和音 SSG3和音 リズム音源(+ADPCM))というかなり制限された音数を駆使して作られたBGMは

独特の乾いた音の感覚であり、ゲームの異次元の世界を表現する目的には

近年のクオリティの高い音よりもむしろ合っているのではないかと、

昔聴きまくった僕なんかは思うことがあります。

※1995年のリニューアル版、初期版はさらに少ない音数

 

上記のYouTube動画は1~6までありまして、もしその1で興味を持たれた方はぜひ最後まで聴いてみるのをおすすめします。

だんだんと深刻さを増していく音楽と、動画の右下にあるタイトルからも、

主人公アレスの苦難の旅の様子がなんとなく伝わってくる、かもしれません。

 

ボルテージが最高潮となる最終決戦、そして哀愁漂うエンディングまで。

この記事を読んで聴いてみようという方がいたら、ファンとして僕も嬉しいですね。

このゲームで僕が好きな曲はいっぱいあるのですが、あえて5つに絞るならば・・・オープニングは好きなんだけどそれ以外で・・・

PRISON(最初のステージ、監獄)→動画その2

ISLET(離れ小島の曲)→動画その2

NINJA YASHIKI~死して屍拾う者無し (なぜか和風ステージが)その3

FORTRESS(地下要塞、気味が悪い敵が多い)→動画その4

GADOBADORRER(最終決戦)→動画その5

といったところかなー。あーやっぱり選べない。


ここまで興味を持って読んで頂いた方の中には、もしかしたらゲームそのもの

も気になる方がいるかもしれません。

そんな方はゲームプレイ動画を検索されるか、もしくはこのリンクを

ご紹介します。「アミューズメントセンター」ホームページの中の復刻版ブランディッシュのページです。

http://www.amusement-center.com/project/falcom/special/brandish/

有料ですが、現在のパソコン上で動かすことができるようです。

 

最後に、聴きやすいYouTube動画をアップされた”懐かしいPC-98とFM音源とゲーム”さんと、ゲーム開発元の日本ファルコムさんに、そして長い記事を読んで下さった読者の皆様にお礼申し上げまして、”勝手にゲームミュージック紹介”の締めとさせて頂きたいと思います。

 

ありがとうございました。

今後ともHTML玉置寛明音楽制作所をよろしくお願いします。

 

そうそう、前回までツイッターで僕が何のゲームの曲を紹介したか気になる方は、トップページの僕のツイッターから、僕の保存してる動画を覗いてみて下さい!

 

リンク:日本ファルコム株式会社

http://www.falcom.co.jp/